ゴルフ保険では怪我はどのように補償されるのでしょうか。補償の対象になるための要件や、対象外になるケースなどを解説していきます。
ゴルフ保険で怪我は補償されるのか
ではゴルフ保険での怪我の補償について見ていきたいと思います。
自身の怪我は傷害補償で補償される
ゴルフは様々な地形の緩急があってこそのスポーツなので、急カーブでカート操作を誤り怪我することや、木の根につまずいて転倒するなどの怪我のリスクも高いのです。
ご自身が負った怪我については傷害補償の対象です。
死亡保険金・後遺障害保険金・入院保険金・通院保険金などによって補償されます。
他人から受けた怪我も補償される
後続パーティのプレイヤーが打ち込んだボールが当たり怪我をすることもあります。また、同行者が素振りしたクラブに当たり怪我をすることも。
このような他人に負わされた怪我についても、傷害補償で補償することができます。
通常他人から負わされた怪我の場合、加害者側がゴルフ保険など賠償責任補償のついた保険に加入している場合は、そちらの保険を使って補償してもらえますが、万一加害者側が保険未加入だった時には、かかった医療費が自己負担になってしまいます。
そのような際にも傷害補償は役に立ちます。
ゴルフ保険の傷害補償では対象外のケースも
ゴルフ保険の傷害補償では、対象になる怪我を「急激かつ偶然な外来の事故」と定めています。そのため、保険金支払いの対象とならないケースもあります。
- 連日のゴルフで手首を痛めて疲労骨折した
- 持病が悪化して倒れた
このようなケースは補償の対象要件に当てはまらないため、補償されません。
ゴルフ保険で怪我の補償はあるが、対象外のケースもある
ゴルフ中に起きた怪我はほとんどがゴルフ保険で補償されますが、対象外のケースもあるということは覚えておきましょう。その日のゴルフによる怪我や、ゴルフ中の偶発的で避けられない怪我に対してのみ、となりますが、万一の場合は保険会社に相談してみましょう。