ゴルフ保険は海外でも適用されるのか|基本保障と特約について

近年海外のリゾート地でゴルフを楽しむ方が増えてきています。特にタイなどの東南アジアは気候も良く、日本からの近さや安さなどから非常に人気です。しかし海外でプレーするとなると、「今かけているゴルフ保険は海外でも適用されるのか?」というのが気になるところかと思います。海外でも適用されるかどうかは保険によって違うため、渡航前に確認しておきましょう。
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ゴルフ保険の補償内容によっても、海外で適用されるものとされないものがありますので、事前にチェックしておく必要があります。どのような場合に適用されるのか、事故が起こった際の注意点なども解説していきます。

海外でも適用される補償内容とは

傷害・賠償責任・用品補償は適用される

ゴルフ中に自身がケガをしてしまった場合の傷害補償、他人をケガさせたり他人の物を壊したりした場合の賠償責任補償、ゴルフ用品を破損してしまった場合のゴルフ用品補償は海外でのプレー中も補償の対象になります。

ホールインワン・アルバトロス補償は適用されない

そもそも日本以外ではホールインワン・アルバトロスを達成したからお祝いする、という習慣がないため、こちらの補償のみ海外は対象外となります。

海外での保険事故に関する注意点

海外で多いゴルフ用品の盗難

海外でリスクが高いのがゴルフ用品の盗難です。日本と同じ感覚でいると、少し目を離した隙に盗難にあうことがあります。海外での盗難も補償されますが、置き忘れによる盗難や紛失は対象外です。

盗難にあった場合は必ず現地の警察署に届け出て、ポリスレポートをもらいましょう。これがないと保険金が支払われない可能性が高いです。

海外での治療費は高額になる

ゴルフでのケガは重症になるケースが多いのですが、海外では救急車を呼んでも有料になる国があります。また、日本の健康保険が使えないため治療費が思わぬ高額になることも。傷害補償は多めにつけておくことをおススメします。

診断書や破損物の写真などを忘れずに

保険金の請求は帰国してからになりますが、必要な書類が足りないと郵送でのやり取りになるので非常に時間がかかり大変です。盗難にあった際に必要なポリスレポートは帰国してからでは取れないので、必ずもらっておきましょう。

診断書や治療費の領収書、破損したクラブの写真や事故証明書なども保険金請求に必要なので、忘れずもらってください。

ゴルフ保険は海外でもほとんど同じように適用される

ゴルフ保険はホールインワン・アルバトロス補償をのぞいて、海外でも国内と同じように補償されます。ただし、必要な書類が揃っていないと保険金の請求ができないので、帰国するまでにきっちりと揃えておくようにしましょう。今はインターネットで海外用の診断書用紙をダウンロードできるところもあるので、まずは保険会社に連絡してアドバイスをもらってください。

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