ゴルフ保険|積み立て・掛け捨てのメリット・デメリット

安価で掛け捨てのイメージが強いゴルフ保険ですが、積立タイプのものもあります。どちらを選ぶべきかは、プレーの頻度や保険に対して求めるものの違いで変わってきます。どちらにもメリット・デメリットがありますので、掛け捨ては保険料が安いからお得、積立は後からお金が返ってくるからお得、など表面的な部分だけ見て決めるのは保険選びの失敗の元です。
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ゴルフ保険に限らずどんな保険でも、掛け捨て保険と積立保険の選び方は共通しています。どちらが良い悪いというものではありませんから、それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで自分に必要ものは何か、ということを整理して賢く選びましょう。

積立保険のメリットとデメリット

積立タイプは、保険料として支払った中から一定の金額を積み立てているので、ゴルフ中の事故を補償しながら、保険期間終了後にはまとまった金額を満期返戻金として受け取ることができます。その分保険料は掛け捨てタイプより割高になりますので、後々受け取るお金を保険として貯蓄しているイメージです。

積立保険のメリット

満期時や解約時にお金が返ってくる

保険料を支払いながらも一定の額が積み立てられているので、自分では貯金できないという方に向いています。満期返戻金の額は30万円や100万円など、生命保険などに比べれば少なめですが、高額なゴルフクラブを買う、少しリッチなゴルフ旅行に行くなど、お楽しみとして使う方が多いようです。

満期前に解約してしまうと全額受け取れない場合もありますが、他の積立保険に比べて3年~10年と保険期間が短く、解約リスクが少ないのもメリットのひとつと言えます。

また、契約者配当金がつくタイプの保険もあり、満期返戻金が増える可能性のあるものもあります。

ゴルフ中以外の事故も補償してくれる

積立タイプのゴルフ保険はほとんどが傷害保険をベースにしているため、ゴルフ中だけでなく日常の事故にも対応できるものが多いです。掛け捨てよりも補償範囲が広いので、ゴルフ以外にも日常的に運動やスポーツをする方にもおススメです。

積立保険のデメリット

保険料が割高

積み立て部分の金額が保険料に上乗せされるため、掛け捨て保険に比べると保険料は割高になります。ゴルフに行く頻度が低い方ですと保険を使う可能性も低くなるので、積立保険は余計に割高に感じられるかもしれません。

途中で解約すると損をする可能性がある

他の積立保険と同じで、保険期間の途中で解約すると契約時に予定していた額の返戻金を受け取れず、損をする場合があります。

掛け捨て保険のメリットとデメリット

積立と比較して保険料が割安な掛け捨てですが、他にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

掛け捨て保険のメリット

保険料が安い

まずはやはり保険料の安さです。「事故があったら保険金が支払われる」という損害保険の最低限の機能だけを持つので、安い保険料で補償を得ることができます。

短期間の加入も可能

ゴルフに行く頻度の低い方は年間で保険を掛けるのはもったいという方も。掛け捨ては1日だけ、1泊2日などの単発でも加入することができるので、無駄なく必要な補償を得ることができます。

補償がシンプルでわかりやすい

掛け捨て保険は補償がシンプルで余計なものがついていません。ゴルフに関する補償のみなので、他にも色々と保険をかけていて補償をあまり重複させたくない方におススメです。

掛け捨て保険のデメリット

補償はゴルフ中だけに限る

積立保険はゴルフ以外のケガなどにも補償されますが、掛け捨て保険はゴルフ中やゴルフ場内(または練習場内)の事故しか補償されません。

無事故でもお金は一切返ってこない

掛け捨て保険で支払う保険料は、万一の事故に備えるための補償料のようなものなので、無事故であっても当然お金は返ってきません。その代わりに保険料は安くなっています。

自分に合うのはどちらのタイプなのか

ゴルフにかなり頻繁に行く人、アウトドアやスポーツが趣味でケガのリスクが高い人、お金に余裕があってゴルフにもお金をかけて楽しみたいと思っている人などは積立保険が向いているでしょう。

反対にゴルフは年間数回程度という人、あまりお金に余裕がない、他に積立保険をかけている、という人には掛け捨て保険が向いていると言えます。

自分に合うのはどちらなのか、それぞれのメリット・デメリットを知ることで見えてきたのではないでしょうか。

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