女性保険のボーナス|お祝い金・生存給付金の仕組み

お祝い金がもらえる女性保険について整理しています。お祝い金(お祝金)とは、生存給付金、生存ボーナス、健康祝い金(祝金)という名称で呼ばれることもあります。女性保険にある、こうしたお祝い金、生存給付金、健康祝い金と呼ばれるものにはどのような種類があるのか、お祝い金をもらえる条件はどのようなものがあるのかについて説明しています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

お祝い金がもらえる女性保険についてはご存知でしょうか。お祝い金(お祝金)とは、生存給付金、生存ボーナス、健康祝い金(祝金)とも呼ばれることがありますが、そのお祝金のある女性保険やそのお祝い金の種類や内容、もらえる条件について説明していきます。

1.お祝い金のある女性保険とは

女性保険にあるお祝い金とはどういう性質のものでしょうか。まずお祝い金という名称ですが、本来保険会社や保険ごとに名称が異なっており、生存お祝い金や生存ボーナス、生存給付金、健康祝い金(健康祝金)と呼ばれることがあります。

1-1.お祝い金のある女性保険の種類

お祝い金のある女性保険(ボーナス有りの女性保険)は、医療保険やがん保険といった保険種類が多いです。女性向けの医療保険やがん保険というのは、女性特有の部位(子宮など)で病気になった場合などに手厚い保障がある商品のことです。こうした商品を女性保険と呼んでいます。

1-2.一定期間ごとにもらえる祝い金

お祝い金をもらえるための条件(給付条件)があります。

まずひとつめは、女性保険に加入する際に、お祝い金がある加入プランを選ぶというものです。お祝い金があるプランを選んで加入すると、一定期間(3年後とか5年後ごとに)病気やケガに関係なくお祝い金がもらえる、というものです。このためお祝い金をもらえるための給付条件は、毎月保険料を支払うということになります。

こうした一定期間にもらえるお祝い金を、生存ボーナス、生存給付金、生存お祝い金と呼ぶことが多いです。

1-3.長期にわたって契約を継続したときにもらえる祝い金

ふたつめは、長期間継続したあとにもらえるお祝い金というものがあります。例えば70歳まで継続したときに、はじめてもらえるお祝い金があります。これにも2種類あって、病気やケガに関係なくもらえる場合と、病気やケガでもらった金額を考慮して(差し引いて)もらえる場合とです。

こうして長期間継続したあとにもらえるお祝い金を、健康祝い金や健康還付金と呼ばれることが多いです。

2.お祝い金の仕組み

お祝い金とはあくまで、毎月加入者が支払う保険料から充当されているものだ、ということを理解しておく必要があります。

病気やケガに関係なく一定期間にもらえる生存ボーナスのようなものは、はじめからそのために保険会社が保険料の一部を積み立てているものだ、ということになります。

あるいは、病気やケガで本来支払うと予定していたものが余ったので、そこから還付されているものだ、ということになります。

3.お祝い金がもらえる女性保険は必要なのか

お祝い金がもらえる女性保険は必要かどうかについて確認していきましょう。ポイントは女性保険本来の目的である病気やケガに備えるという役割と、貯蓄をするという役割とを、それぞれどの程度優先するのか、ということになります。

3-1.女性保険でリスクに備えながら貯蓄もする

なかなかご自身で貯蓄ができないという方には、お祝い金がもらえる女性保険で、病気やケガ、がんなどの備えをしつつ、貯蓄も兼ね備えているというのはニーズにあっている商品といえるでしょう。

一方でご自身で貯蓄をしている、あるいはこれから出来るという方は、お祝い金のもらえる女性保険は必須ではなく、掛け捨ての女性保険に別途ご自身で貯蓄するという方法で対応することも可能です。

3-2.お祝い金がもらえる女性保険は保険料が高い

最後に注意点として、掛け捨ての女性保険と、お祝い金がある女性保険との保険料を比較すると、当然ながらお祝い金のある女性保険の方が、毎月(毎年)の保険料負担は重くなります。長期で継続できるかどうかという観点で確認をすることが大切です。

まとめ

お祝い金がもらえる女性保険について、その仕組みについて紹介をしました。お祝い金があることで、女性保険でリスクに備えながら貯蓄ができるメリットはありますが、その分保険料は割高になります。このため保険料負担を考慮して、本当にお祝い金のもらえる女性保険で準備するかを冷静に判断しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket