女性保険の選び方|貯蓄型と掛け捨て型のメリット・デメリット

女性保険の選び方のなかで、掛け捨て型の女性保険を選ぶメリットとデメリットについて説明をしています。掛け捨て型ときくと何かマイナスのイメージが先行しますが、掛け捨て型の女性保険ならではのメリットもあります。女性が選ぶ保険という観点も考慮しての、掛け捨て型の女性保険のメリットとデメリットの両面を冷静に理解して加入を検討することが重要です。
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掛け捨て型の女性保険についてのメリットとデメリットについて説明をしていきます。掛け捨て型ときくと何かマイナスのイメージが先行しますが、掛け捨て型の女性保険ならではのメリットもあります。掛け捨ての定義、メリットとデメリットの両面をわかりやすく整理して女性保険の選び方の参考にしてください。

1.掛け捨て型の女性保険とは

掛け捨て型の女性保険のメリットとデメリットについて確認していく前に、まず「掛け捨て型」という言葉の意味するところを確認しましょう。

「掛け捨て型」というのは「貯蓄型ではない」、「途中解約や満期の時に戻ってくるお金がない」と言い換えることができます。保険用語でいうと「解約返戻金(払戻金)や満期金がない」ということになります。

毎月(毎年)支払っている保険料で女性保険に加入しているわけですが、その保険料は戻ってこないという意味で「掛け捨て型」と表現されています。

次に、女性保険ですが女性向けの生命保険ということで、女性に手厚い保障がある生命保険、女性特有の病気(具体例としては子宮筋腫など)になったときに保障金額が通常よりも多い生命保険という意味です。

2.掛け捨て型の女性保険のメリット

掛け捨て型の女性保険のメリットについて確認していきましょう。メリットを理解しやすくするために、掛け捨て型ではない女性保険(いいかえると貯蓄型の女性保険)と比較して説明していきます。

2-1.貯蓄型の女性保険とくらべて保険料が安い

掛け捨て型の女性保険は、貯蓄型の女性保険と比べて保険料が安いというのが最大の特徴です。

貯蓄型の女性保険は、貯蓄に充当する金額が保険料に組み込まれているため、どうしても保険料が高くなる傾向にあります。これに対して掛け捨て型の女性保険の場合は、保障に必要な分だけ保険料として支払っているので無駄がなく、保険料が割安ということになります。

2-2.保険の見直しがしやすい

掛け捨て型の女性保険に加入していた場合には保険の見直しがしやすいというメリットもあります。

貯蓄型の女性保険の場合は、ある一定期間(10年程度)を継続していないと支払った保険料に対する返戻金の戻ってくる割合が低いことが多いのです。このため貯蓄型の女性保険に加入した場合は長期継続することが前提となります。

これに対して掛け捨て型の女性保険はそうした戻ってくるお金はありませんので、必要な保障が変わったりしたら別の生命保険に乗り換えても差し支えないということになるのです。

3.掛け捨て型の女性保険のデメリット

掛け捨て型の女性保険のデメリットについて確認していきましょう。デメリットを理解しやすくするために、先程と同様に貯蓄型の女性保険と比較して説明していきます。

3-1.解約返戻金がない

掛け捨て型の女性保険には、途中で解約したときの解約返戻金(払戻金)がありません。貯蓄型の女性保険であれば何割かの解約返戻金(払戻金)がありますが、掛け捨て型にはありませんので、支払った保険料は戻ってこないという理解をして納得をしておくことが必要です。

3-2.更新型の場合は保険料が上がる

掛け捨て型の女性保険に加入する場合、保険期間に注意してください。保険期間が終身タイプであれば大丈夫ですが、保険期間が10年や15年などであった場合、次の10年や15年も保障を更新したいということがあると思います。

この更新という次の保険期間に移行する際には、保険料が1.3倍から2倍近く上昇することがあります。

まとめ

掛け捨て型の女性保険について、貯蓄型の女性保険と比較してメリットとデメリットについて説明してきました。掛け捨て型の女性保険は、保険料が安い、中途解約のダメージが少ないというメリットがある反面、解約返戻金がない、更新型(10年間など)だと保険料が上がるというデメリットがあるので注意してください。

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